短歌と妄想

短歌鑑賞ブログです!ときどき読書日記です。

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涙と眼鏡

眼鏡を拭こうとしたら、ポツポツ白っぽい水滴の跡がたくさんついている。


あれー。今日は泣いてないのになんで?寝ながら泣いたのか。


と思ったけどよく考えたら、今日は夕方横なぐりの雨だったので、ふつうに雨の跡でした。


鷺沢萠の短編集に、主人公が泣きながら、「涙は吹き出すのである」と考えるシーンがあるんですよ。


下に静かに落ちるなら眼鏡は汚れない。そうではなくて、泣くと、レンズにポツポツ水滴がつく。すなわち、涙は目から前方へ吹き出すのである、という話でした。20代の頃読んで、確かに〜〜と思ったものです。


その後私も、泣いた後毎回、眼鏡を洗いながら「吹き出すのである」と思うようになってしまった。


この短編集だったかな?

『海の鳥・空の魚』

海の鳥・空の魚 (角川文庫)

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