短歌と妄想

短歌鑑賞ブログです!と言いつつほぼ読書日記です。

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「お前の姉ちゃん大丈夫か?」

今日もただの思い出話。

むかーしむかし、高校卒業して浪人してる頃、予備校からは、いつも土手の上の道を歩いて帰っていた。

そこは卒業したばかりの高校のマラソンコースでもあり、たまに運動部かな?という子が走っていたり、マラソン好きの先生方も走ったりしていた。

いつものように、夕日を背中に浴びながら帰っていると、突然「おっ元気か」と声をかけられた。

高校の理科の先生だった…。

びっくりして「は、はい」としか言えなかったが、先生はガタイのいい背中越しに手を振りながら、スピードを落とさず走り去って行った。

で、次の次の日、妹に言われたのです。

「お姉ちゃん、〇〇先生が『お前の姉ちゃん大丈夫か?暗〜い顔して川沿いをとぼとぼ歩いていたぞ』って心配してたよ」

そ、そんな〜〜。普通の顔してたつもりなのに。

まあ、元気ではなかったがな!

びっくりするのはこの先生は、私のクラス担任だったことがなく、化学、物理、生物、地学のどの授業の担当になったこともないということ。

部の顧問でもなかった。

要するになんの関係もない先生だったんですよね。

昔の話なので生徒数も多く、一学年は9クラスでした。私が成績もごくふつーで、運動もできず、まったく目立つ生徒ではなかったことを思うと、この先生の「気にかける範囲の広さ」に驚愕してしまう。しかも卒業ずみの生徒なわけで。

こういう先生がいてくれるから学校が成り立っていたのだなぁ。

などと、四半世紀もたってから思ってみた…。