短歌と妄想

短歌鑑賞ブログです!と言いつつほぼ読書日記です。

短歌と妄想

短歌鑑賞ブログです!ときどき読書日記です。

正確な言葉

母の胸にしこりが見つかって、先日、しこりから、細胞を取る検査を受けてきました。


本人は何も症状はなくてぴんぴんしています。


年齢などからは乳がんが疑われますが、知り合いに、乳がん発症後治療して元気になった方が何人もいるので、母はまったく深刻に捉えていないようです。父も同じ認識。「いやぁ早期発見でよかった」と決めてかかっています。


私の認識は、まぁ細胞診の結果が出るまでは、騒いでも仕方がないという感じでしょうか。


細胞採取のときの先生との会話を、母が再現してくれました。


母「先生、固まりは大きいでしょうか?」
先生「どのくらいを『大きい』と言うんだい?」
母「えっ。えーと、2センチくらいでしょうか」
先生「2センチまでは〜いかないな〜」


母「先生、私この歳になって、乳がんになるとは思いませんでした」
先生「まぁだ、『乳がん』とは言ってないよ〜」


先生は朝検査室に入ったら、夜9時までこもりっきり。ずーっと患者さんに診察と説明と検査をし続けます。あちこちから患者さんが押し寄せる、人気の先生なのだそうです。


数々の修羅場をくぐり抜けてきたであろう先生は、やっぱり言葉を正確に使おうとしている。


多分、曖昧なこと、不確かなことを絶対に言わないようにしてる。冗談めかしたやりとりであっても、そう感じました。