短歌と妄想

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初心者目線からお勧めする短歌本 Q&Aでご紹介します

こんにちは!初心者ながら短歌が大好き、けろぴーです。
今回は周りの人からときどきいただくご質問に、おすすめ本を紹介しながらお答えしたいと思います!
 
Q1.
まったく読んだことないんだけれど、一冊目にはどの本がおすすめですか?
 
A1.
一冊目なら、まちがいなく『新・百人一首 近現代短歌ベスト100』です。
シンプルに徹した構成、とても読みやすくておすすめです。
近現代の歌人が100人選ばれ、1人につき右側のページに大きく一首、左側のページに編者による鑑賞文と、「この歌人ならこの歌もいいよ」って感じのが2首、掲載されています。
紹介歌が少ないのがいいです。短歌って一首読むのに時間がかかる。31文字だけど、消化するのに時間がかかるんですよね。
だから最初は、これくらい歌の少ない本から入るのがおすすめです!
 
新・百人一首 近現代短歌ベスト100
新・百人一首―近現代短歌ベスト100 (文春新書)
 

 

Q2.
よい短歌ってどんなもの?
 
A2.
その問いにガチンコで答えてくれる本は、『はじめての短歌』穂村弘著です。
うすめの文庫本で、Kindle本にもなっています。ワークショップでの講演をもとに書き起こされたから、とても読みやすい。軽妙な文体で笑いながら読めます。
しかし、あなどってはいけません。
「よい短歌とは」「なぜ人には短歌が必要なのか」のみならず、芸術の存在意義まで教えてくれる、とてもディープな本なのです。
私の周りの人にお勧めしたところ、複数人のかたが気に入って、年間ベスト本に挙げてくれました。
 
はじめての短歌
はじめての短歌 (河出文庫 ほ 6-3)

はじめての短歌 (河出文庫 ほ 6-3)

 

 

Q3.
実際に歌を作ってみたいんだけど、よい参考書ないかな?
 
A3.
歌作りの基本的なことを教えてくれる本といえば、『考える短歌 作る手ほどき、読む技術』俵万智著です。新書です。作歌指南本の一冊目としてお勧めです。
ちっとも難しく書いていません。
たとえば「副詞には頼らないでおこう」「体言止めは一つにしておこう」などの作歌上の注意点を、一般の人の歌を添削しながら教えてくれます。
注意点が腹落ちし、少しの修正でこんなに歌がよくなるのか…!とびっくりします。
 
考える短歌 作る手ほどき、読む技術
考える短歌―作る手ほどき、読む技術 (新潮新書)

考える短歌―作る手ほどき、読む技術 (新潮新書)

 

 

Q4.
好きな歌人をみつけたい。
 
A4.
短歌のアンソロジー本を手に取ってみるとよいと思います!一冊で50~100人分の代表歌を読むことができるので、きっと好きな歌人がみつかります。
アンソロジー本はたくさんありますが、最近出版されたばかりの『短歌タイムカプセル』なら、手に入りやすいでしょう。今調べたらごく最近Kindle本にもなったみたいで、しかもKindle Unlimitedにも入ってます。
今までのアンソロジー本で取り上げられてこなかった、若手の歌人を多数収録しているのが特徴です。
1人の歌人について20首が選ばれています。そのうち1首について、編者の方が鑑賞文を寄せています。
あと、細かい話ですが、このアンソロジーは、歌人の並びが名前の50音順になっています。この配慮のおかげで、歌を探しやすいんですよ。
 
短歌タイムカプセル
短歌タイムカプセル

短歌タイムカプセル

 

 

 Q&Aでおすすめ本を答えてみました。

お読みになったら、ぜひ感想を教えてくださいね!!